2009-12-28から1日間の記事一覧
四方田犬彦『先生とわたし』(新潮社 2007)は、確かに傑作だと思った。由良君美という東大名誉教授である以上に希代の教養人で、例えば脱領域・脱構築という日本語をつくり具現化したように、日本の「文化」を底上げした人物を描いた評伝でもあり、しかし、…
四方田犬彦『先生とわたし』(新潮社 2007)は、確かに傑作だと思った。由良君美という東大名誉教授である以上に希代の教養人で、例えば脱領域・脱構築という日本語をつくり具現化したように、日本の「文化」を底上げした人物を描いた評伝でもあり、しかし、…