物価は確実に上昇している。

 地域スーパーでのことである。おそらく、客の目をひくための商品だった1リットル168円だったミルクが、188円になった。一割超の上昇である。
 ずっと、1つ100円だったアボカドが、120円になったと思ったら130円になった。個人の店で、年配の夫婦でなさっていう店のことである。だから、100円というのは、何年間も同じ値段の100円だった。これは、3割もあがったことになる。
 ミルクと言い、アボカドといい、全然贅沢でもなんでもない、最低限の価格の貼らないものである。その値上がりが如実である。
 加えて、今、非正規雇用労働者の割合が38.2%らしい。つまり、日本は生産の体制ができていないということである。
 原発の輸出を、安倍晋三が誇っている。福島の事故を先進国が得たキャリアだと言わんばかりのライターの作文を、無知な安倍晋三は、無知であるが故に、平気で読んでいる。政治家は多くの人々を不幸に引き込むことになるという、本当にリアルな感覚が、政治家にとっては必須の資質が安倍晋三には無いのである。