2012-01-01から1年間の記事一覧

小椋孝士の吉田著書評メタ書評・補足―駄目なものは駄目、それどころか……

小椋孝士が吉田徳夫『部落問題の歴史的展開』の書評で「国法違反」がキーワードだと書いていることについて、先般、なんのこっちゃと書いた。ちょっとしたメモのつもりだったが、「小椋孝士」で検索すれが、すぐに目に入ってくることに気が付いた。つまり、…

小椋孝士による吉田徳夫『部落問題の歴史的展開』(プレアデス出版2009)の書評 (関西大学人権問題研究室室報 第44号 2010.1.10)

故木村洋二の愚劣な文章を№123に掲載していた関大生協『書評』編集委員長の吉田永宏は、そのころ関西大学人権問題研究室室長だったと思うが、その人権問題研究室室報№44に、吉田徳夫『部落問題の歴史的展開』の書評があることに気が付いた。 いま吉田の著書…

「庶民感覚で判断を」の不気味さ……毎日新聞のバックナンバー

日本国家主義者たちの朝日新聞批判には、決して与したくないが、朝日新聞の「民意」煽りは、日本のジャーナリズムが根本的な未熟さを、未だに克服できていないという情けない状態である。 前に、鳥越俊太郎が、朝日新聞9月19日朝刊の社説で批判の的になって…

「教育はビジネス」という勘違いが生まれる理由

内田樹神戸女学院大教授(当時)と平松邦夫大阪市長(当時)の「『教育はビジネス』という勘違いがクレーマー親を生む」という対談があったのは、2011年1月のことだったようであるから、1年前のことになる。内田樹の言うことは、ときどき感心しないが、「教…

関西大学生活協同組合『書評』の惨状③ 関西大学人権問題研究室元室長 吉田永宏に質す

一 木村愚門「愛される権利」(関大生協『書評』№123、2005/4)にあらわれた『書評』の問題 木村愚門こと関西大学社会学部教授木村洋二の文は、とても不愉快な文だ。なぜなのだろうか。 木村の文には、はっきりと、悪質なデマもある。これは勿論不愉快だ。こ…